実は、施術やカウンセリングをしていると
「何か強いストレスがあって、爪をむしったり噛んだりしている」
という、はっきりした理由をお持ちの方は、あまり多くありません。
多くの方が
「思い当たることは特にないけど、気づくと勝手に口元に手がいってしまう」
「やめよう、ダメだって思っているんですけどね…」
とおっしゃいます。
体感としては、9割以上の方がこのタイプです。
理由がはっきり分からないまま
「行動だけを止めようとする」のは、実はとても大きなストレスになります。
深爪の行動って、
子どもの指しゃぶりと心理的にとても近い部分があるのではないかと
日常の中で感じることがあります。
実は、うちの子どもも、たまに指しゃぶりをしています。
観察していると
- テレビを見てぼーっとしている時
- 眠い時
- 暇な時
に、無意識でしていることが多いんです。
いわゆる「落ち着きタイム」ですね。
なんなら、寝ている時にも指しゃぶりをしています。
たまに
「指がお口に入ってるよ〜」
と声をかけると、ニヤっとすることもあります。
これって、
意識してやっている行動ではなく、リラックスしている時、リラックスしたい時に体が勝手にしていること。
深爪の方が
無意識に手を口元に運んでしまう時も、
実はこの「無」に近い状態のことが多いのではないでしょうか
ただし、ここに決定的な違いがあります。
深爪の方は「大人」であるということ。
無意識でやってしまったあとに
「またやってしまった…」
「ダメだって分かってるのに…」
という罪悪感が生まれます。
そして、その罪悪感がストレスになり、
落ち着くために、また無意識で
噛んでしまう、むしってしまう…。
この負のループに入ってしまう方が、とても多いのです。
深爪矯正では、
意志の力で我慢するのではなく、
物理的に噛めない・むしれない状態をつくります。
質感も、元の爪とは少し違うため
「無意識に触っても違和感があり、意識に戻りやすい」
という特徴があります。
その結果、
「やってしまった…」という罪悪感が出にくくなり、
負のループから、少しずつ距離を取ることができます。
「やめたいのに、やめられない」
深爪は
意志が弱いからでも、性格の問題でもありません。
理由が分からないまま続いている行動だからこそ、
責めずに、まずは守ることが大切だと考えています。

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